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豚とデニム


駆け出しの編集者だった20年ほど前。
当時はヴィンテージブームで、
ウン十万円もするジーパンを扱う店が
とくに大須あたりにはたくさんあった。

編集者になって1年ぐらいの頃、
地元の情報誌で「お宝発見」という連載を持たせてもらった。
いろんなヴィンテージショップに乗り込んで、
お宝を発掘し、店長と価格交渉して
読者のためにお取り置きする…という企画。
自分の名前を出した初めての連載ということで、
気合いが入っていたなぁ。

IMG_2363.jpg
[↑]19年前に自分が作った「お宝発見」。
  20万近いデニムや、10万近いスエットを紹介


といっても、プライベートで
自分自身がそんなヴィンテージたちに
手を出すことなんて到底不可能。
だから定価で買ったデニムをタワシで擦ったりして、
なんとか「タテオチ」の風合いを出そうと頑張っていた。

時が経ち、今。
高額なヴィンテージアイテムを身に着けていれば
羨望の眼差しを向けられる時代は終わった。
代わりにファストファッションなどが台頭。
服単体の金額なんてどうでもいい。
自分に似合うものをいかにセレクトして、
組み合わせるか…そんな時代になった(と思う)。

そんなこともあって、自分自身
30代前半までは結構デニムを買っていたが、
35歳ごろから、めっきり買わなくなってしまった。

しかし先日、近所のセレクトショップに足を運んだら、
懐かしいブランドに出会ったため、衝動買いしてしまった。
その名も、


ステュディオ・ダ・ルチザン(STUDIO D'ARTISAN)。


世界初のヴィンテージ仕様のセルビッチ・ジーンズを
作った日本のブランド。
大学時代、ファッション番長だった先輩に
半ば強引に売りつけられたジーンズがそれだった。


IMG_2311.jpg
[↑]先日購入したSD601-99。
  ダルチザンを代表する定番の一本


パッチに描かれた愛らしい豚を見て、すぐに思い出し購入を決意。
もちろんセルビッチを見せるために、少し長めに切ってもらった。

先週ぐらいから会社でもデビューしているが、
社員の誰からも「いいデニム履いてますね」と言われない。
いつもよりお尻を突き出して歩いてみても、
誰も気づいていない。だからブログに書いてみた。



ま、そんな時代か。






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名古屋の編集プロダクションedimart(エディマート)です。

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